電子タバコとは何か

電子タバコとはなにか

タバコの依存性その1

タバコの依存性

喫煙習慣者の脳はニコチンにコントロールされていて、意外とこれ以上の「山頂の一服」というような驚異の行動に向かうのであるが、それを目に見えて列挙するテストが見られる。

 喫煙者に、多くのフィルムを目の当たりにさせて、脳が何に際立って大喜びするかを観測記録したところ、お金よりも、タバコであったのだという。何と不幸なことかと考えれば同時並行的に、新たにタバコに関しての依存性の威力に愕然と押し付けられる。

タバコの依存性はヘロインとほぼ同じ
 別の検証で、タバコ、ヘロイン、アルコールの依存性の強さを対比させた。

 喫煙者、ヘロイン依存者、アルコール依存者100人ずつに、各自の「薬物」をやめることにチャレンジしてもらい、1年後にどの程度の数の人がやめ貫くことがうまく行っているかを検証した。

 その結末、アルコール依存者が約40人であったというのと比べ、喫煙者とヘロイン依存者は20人ほどしかいなかった。

 すなわち、タバコ(ニコチン)とヘロインの依存性は、ほぼ同じだとすればよいだろう。

 ヘロインはたくさんある依存性薬物の中でも、とりわけ依存性や有害性が強烈で、致死性も揺るぎないかなりひどい薬物であるんだけど、タバコは依存性に関しても、有害性に関してもヘロインに見劣りしない。有害性に関してみると、子どもがタバコを誤飲してしまうと、1本でも死に至ることになる。

 やたらに日常的だというが理由で、タバコに関してはその害や依存性の強さが過少位置付けられていたり、勘違いの固定観念が猛威をふるっていたりする。それじゃ、次項のような「タバコや受動喫煙に関する逸話」につきまして、その真実を申し述べてみたい。